北海道はまだ寒い
- 2020/03/30
- 06:00
ごま@札幌です。
もうギフチョウの知らせが聞かれる昨今ですが..........。
札幌の春はまだ先です。
北海道では、ヒメギフチョウの発生も4月中旬ころでしょうか。
この時期の楽しみは、ゼフの卵探しです。
ミズナラの冬芽をチェックすると、ジョウザンミドリシジミの卵がよく見つかります。
<ジョウザンミドリシジミ卵>





手の届くくらいの高さの冬芽についているので見つけやすいです。卵の直径は0.9mmほどです。
<アイノミドリシジミ卵>
先日、アイノミドリシジミの卵を見つけました。アイノミドリシジミは、樹冠の高い枝の冬芽に産卵するので、通常は木に登らないと見つかりません。ところが、今回は高さ2mほどの小さなミズナラの天辺付近で見つかりました。数十年振りです(^_^;)


アイノミドリシジミの卵は、ほかのゼフよりも大きめ(直径1.1mmほど)でよく目立ちます。
カシワの林では、ハヤシミドリシジミとウラジロミドリが見つかります。
<ハヤシミドリシジミ卵>


両者は、よく似ていますが、ハヤシミドリシジミの卵は、ウラジロミドリシジミよりも少し大きめです(直径が約0.9mm)。
<ウラジロミドリシジミ卵>
ウラジロミドリシジミの卵は、複数並んでいることが多く、直径が若干小さ目です(約0.8mm)。


<オナガシジミ卵>
オナガシジミは、オニグルミに産卵するので、同定に困ることはありません。


もう少し経つと、孵化が始まります。
卵の段階では、形態が類似しているので種名が確実とは言えませんが、2齢~3齢幼虫になるとはっきり違いが現れます。
孵化すると、毎日の世話や餌の確保が大変ですが、毎日の変化に一喜一憂するのも楽しいことです。
イモムシくんたちが、大きくなったら、また紹介させていたきます。
もうギフチョウの知らせが聞かれる昨今ですが..........。
札幌の春はまだ先です。
北海道では、ヒメギフチョウの発生も4月中旬ころでしょうか。
この時期の楽しみは、ゼフの卵探しです。
ミズナラの冬芽をチェックすると、ジョウザンミドリシジミの卵がよく見つかります。
<ジョウザンミドリシジミ卵>





手の届くくらいの高さの冬芽についているので見つけやすいです。卵の直径は0.9mmほどです。
<アイノミドリシジミ卵>
先日、アイノミドリシジミの卵を見つけました。アイノミドリシジミは、樹冠の高い枝の冬芽に産卵するので、通常は木に登らないと見つかりません。ところが、今回は高さ2mほどの小さなミズナラの天辺付近で見つかりました。数十年振りです(^_^;)


アイノミドリシジミの卵は、ほかのゼフよりも大きめ(直径1.1mmほど)でよく目立ちます。
カシワの林では、ハヤシミドリシジミとウラジロミドリが見つかります。
<ハヤシミドリシジミ卵>


両者は、よく似ていますが、ハヤシミドリシジミの卵は、ウラジロミドリシジミよりも少し大きめです(直径が約0.9mm)。
<ウラジロミドリシジミ卵>
ウラジロミドリシジミの卵は、複数並んでいることが多く、直径が若干小さ目です(約0.8mm)。


<オナガシジミ卵>
オナガシジミは、オニグルミに産卵するので、同定に困ることはありません。


もう少し経つと、孵化が始まります。
卵の段階では、形態が類似しているので種名が確実とは言えませんが、2齢~3齢幼虫になるとはっきり違いが現れます。
孵化すると、毎日の世話や餌の確保が大変ですが、毎日の変化に一喜一憂するのも楽しいことです。
イモムシくんたちが、大きくなったら、また紹介させていたきます。