北海道から:エゾヒメシロチョウ
- 2019/06/03
- 06:00
ごま@札幌です。
チョウを追いかけていますが、なかなか成果が現れません。
今回は、エゾヒメシロチョウの話題。
5月1日、小さめの白いチョウを見つけて追跡。しかし、まったく停まらず(^_^;)
それでも、証拠写真からエゾヒメシロチョウと確認。
その付近に、食草のクサフジを見ていないので、意外だった。
といっても、この時期では目につくような大きさにはなっていないかもしれない。
そんな訳で、クサフジの生えそうな場所の散策を始める。
5月9日、ついにエゾヒメシロチョウを発見。追いかけているうちに2つ目、3つ目と見つかる。
どうやら発生場所のようだ。
♀らしい個体が、草の中に潜ったので覗いてみると、10cmほどのクサフジに産卵中だった。卵は、目立つのでルーペなしでも確認できた。

クサフジは、夏になると塊になって良く目立つが、この時期は周りの草に隠れているのだ。
持ち帰って、飼育をスタート。
卵は、クサフジの新葉の裏に産み付けられていて、大きさは保育社の幼虫大図鑑によると高さ1.44mm、太さ0.53mm。

孵化したのは、産卵から7日後の5/16。幼虫の体長は2.5mmほど。

その3日後の5/19、脱皮して2齢になった。体長は4.5mmほど。

(写真の体長は7.5mm)
その3日後の5/22、3齢になった。体長は8mmほど。

(写真の体長は12mm)
その4日後の5/26、4齢になった。体長は13mmほど。他のチョウの幼虫と同様に、齢を重ねるごとに体長は倍になる。シジミ類を除く他のチョウでは、たいてい5齢で終齢であるが、ヒメシロチョウ、エゾヒメシロチョウでは、4齢が終齢となる。

(写真の体長は20mm)
チョウを追いかけていますが、なかなか成果が現れません。
今回は、エゾヒメシロチョウの話題。
5月1日、小さめの白いチョウを見つけて追跡。しかし、まったく停まらず(^_^;)
それでも、証拠写真からエゾヒメシロチョウと確認。
その付近に、食草のクサフジを見ていないので、意外だった。
といっても、この時期では目につくような大きさにはなっていないかもしれない。
そんな訳で、クサフジの生えそうな場所の散策を始める。
5月9日、ついにエゾヒメシロチョウを発見。追いかけているうちに2つ目、3つ目と見つかる。
どうやら発生場所のようだ。
♀らしい個体が、草の中に潜ったので覗いてみると、10cmほどのクサフジに産卵中だった。卵は、目立つのでルーペなしでも確認できた。

クサフジは、夏になると塊になって良く目立つが、この時期は周りの草に隠れているのだ。
持ち帰って、飼育をスタート。
卵は、クサフジの新葉の裏に産み付けられていて、大きさは保育社の幼虫大図鑑によると高さ1.44mm、太さ0.53mm。


孵化したのは、産卵から7日後の5/16。幼虫の体長は2.5mmほど。

その3日後の5/19、脱皮して2齢になった。体長は4.5mmほど。

(写真の体長は7.5mm)
その3日後の5/22、3齢になった。体長は8mmほど。

(写真の体長は12mm)
その4日後の5/26、4齢になった。体長は13mmほど。他のチョウの幼虫と同様に、齢を重ねるごとに体長は倍になる。シジミ類を除く他のチョウでは、たいてい5齢で終齢であるが、ヒメシロチョウ、エゾヒメシロチョウでは、4齢が終齢となる。

(写真の体長は20mm)