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「秋のチョウの観察と撮影を楽しむ会2017」を開催しました

10月1日(日)、国立科学博物館附属自然教育園(東京都港区)にて、「秋のチョウの観察と撮影を楽しむ会2017」を開催いたしました。
朝からお天気も良く、チョウに会えそうな期待でいっぱいです。

受け付けの後、まずはセミナールームへ。
観察会①始まりs4267
今回、たくさんの方にご参加いただきまして、ありがとうございます。

最初は、自然教育園名誉研究員の矢野亮先生の「自然教育園60年の自然の変遷について」のお話です。
観察会蝶相s
自然教育園の生い立ちから、1950~2010年の樹木相の変化や本数が増えたこと、蝶相の変化、池に増えてしまった外来種駆除のためのカイボリの様子など、この自然教育園のことが良くわかりました。
矢野先生セミナー②s
カワセミのことも、模型やフリップでわかりやすく説明してくださいました。カワセミのヒナが、お行儀よく輪になって順番に餌をもらい、フンを外に出して汚さないようにしているという事も教えていただきました。

そのあと、白金写真クラブのT氏が作成してくださった、自然教育園で自然発生したアサギマダラの羽化の様子の映像を見せていただきました。
都内で、アサギマダラがこのように自然発生するのは、大変珍しいとのことです。
映像は、春の幼虫から黄緑色の蛹の美しさ、その蛹は、羽化直前に黒くなり、そして羽化、旅立ち。
その様子がよくわかり、自然のマジックだと思いました。
観察会③アサギマダラs
この映像は、YouTubeに「アサギマダラ羽化2017春」というタイトルでアップされていますので、よろしかったらご覧ください。

それから、当協会から「ツシマウラボシシジミの保全」についてを会員のT氏より、活動全体についてを事務局長中村より報告をしました。
ご参加の皆様に、日本チョウ類保全協会のことを一部ですが知っていただけたと思います。

セミナーの後、外に出て、まずは記念の集合写真。
全員集合⑩s

そして、4つの班に分かれて、観察をスタートしました。

各班、ガイドスタッフより、いろいろと説明を受けたり、チョウを見つけて皆で撮影したり、約1時間半観察をしました。
観察会④B班s

観察会⑤T君ss
子ども会員のI君のカメラマン姿も板についていますね!

観察会⑥A班s
皆さん熱心に解説を聞いています。

観察会⑧D班ss
ウラナミシジミのような小さいチョウは、植物の間にとまると、じーっと見ないと見つからなかったりします。
無心に探したり、のぞき込んだりも、楽しいですね。

こちらは、水生植物園です。
観察会⑦水生s

水生植物園では、キアゲハやアカタテハにも会えました。
キアゲハ①trs

12時に、入り口のところで再集合し、皆で観察できたチョウを報告しあう「蝶合わせ」をしました。
観察会⑨蝶あわせs
今年は、21種類のチョウと、2種類のチョウの幼虫が観察できたことがわかりました。
20種類を超えたのは、3年ぶりでしたので、良かったです。

ご参加してくださいました皆さま、スタッフとしてガイドやサポートをしてくださったボランティアの皆さま
どうもありがとうございました。

次は、来年5月に、裏高尾木下沢林道で春の観察会を行う予定です。
企画ができましたら、当協会ホームページなどで広報いたしますので、ご参加お待ちしております。

事務局  井上◇”◇

(photo by 益永、井上)

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日本チョウ類保全協会の公式BLOGです。環境の影響を受けやすいチョウの観察・保全を通じて、自然の大切さを発信しています。

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