コヒョウモンモドキの産卵(長野県)
- 2018/07/30
- 06:00

ごま@横浜です。今年は、暑さが厳しい。7月上旬、長野県のコヒョウモンモドキの発生地に出かけた。コヒョウモンモドキは、絶滅が心配される蝶の一種。なかなか見つからなかったが、15分ほどで1頭目が見つかった。シモツケの花で吸蜜中。同じ個体の裏面:暫くして、もう1頭見つかった。ちょっと擦れている。なぜかこの植物から離れない。クガイソウ以外の食草を知らなかったが、これも食草に違いない。最初は、動き回りながら産卵...
ツシマウラボシシジミの第2化の交配
- 2018/07/19
- 09:51

ごま@ツシマウラボシシジミ保全担当です。ツシマウラボシシジミの交配作業(第2化)が7月第一週で終了しました。気温が幾分低めだった交配作業の初日と2日目で、合計15ペアできましたが、以降は暑い日が続いたため殆どペアができませんでした。結局、当初目標の25には足りない18ペアに終わりました。気温が高くなると、蝶も活性が下がるのですね。それでも、その後の採卵は順調とのことでひと安心しています。待機中の♂。...
八重山は蝶の天国(その3)
- 2018/07/16
- 06:00

ごま@横浜です。前回に続いて、八重山のイモムシのご紹介です。1ヵ月の石垣島滞在は、昨年に続いて、2回目。1ヵ月滞在するのは、現地での飼育するためです。卵や幼虫を持ち帰っても、餌が手に入らないことが多いため、現地での飼育になった訳です。今回は、アゲハ類のミカドアゲハとシジミ類をご紹介します。ミカドアゲハの食樹は、タイワンオガタマ。フィールドでこれを見つけるのに苦労しました。だんだん判ってくると、次々...
八重山は蝶の天国(その2)
- 2018/07/02
- 06:00

ごま@横浜です。石垣島遠征中に見つけたセセリ類の終齢幼虫をご紹介します。遠征中の雨降りには困りますが、イモムシ探しなら雨でも楽しめます。特にセセリ類は、食痕が判りやすいので、私でも見つかります。飼育しながら、成長を記録するのも楽しいものです。<セセリの仲間>テツイロビロウドセセリ幼虫:デリスで見つかりました。 コウトウシロシタセセリ幼虫:ソメモノイモで見つかりました。 クロセセリ幼虫:暗い場所のゲッ...