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記事一覧

「春の裏高尾・チョウの観察会2018」を開催しました

5月13日(日)に、日本チョウ類保全協会主催の「春の裏高尾・チョウの観察会2018」が開催されました。今回も多くの方にお申込みいただきまして、参加者、スタッフ合わせて、60名弱で木下沢林道を歩いて参りました。実は、観察会の準備中も、今年は花の開花やチョウの発生が、10日くらい早く進んでいるようでしたので、例年のようにチョウが出てくれるか心配でした。それに加えて、前日夕方発表の天気予報が、13日は、曇りのち15時...

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オオミズアオ

sippoです。ちょっと忙しく、今回の画像は2週間ほど前のものです。幹に張りついていたのは、妖艶な輝きを放つオオミズアオ。羽化したてでしょうか。成虫は、口を持たず 食事をしないとか。神様はなぜ、この子に このような生き方を授けたのでしょう。何年も前ですが、駅のホームで電車を待っている時この子が飛んでいるのを見かけました。それは美しく ライムグリーンの翅が青空に映えていました。...

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アカシジミが出始めた

ごま@横浜です。ここ横浜市内の公園では、嬉しい時期の幕開けです。ここには、アカシジミ、ウラナミアカシジミ、ウラゴマダラシジミ、ミズイロオナガシジミ、オオミドリシジミ、ミドリシジミの6種の平地性のゼフィルスが生息しています。自分にとっての最初の個体は、予想通りアカシジミでした。この公園での今年の初記録は、例年よりも10日くらい早い5/6でした。他の地区でも、恐らく早い発生でしょう。早速、飛翔撮影で翅表を...

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ツシマウラボシシジミの交配誘導

ごま@ツシマウラボシシジミ保全担当です。当協会では、ツシマウラボシシジミの保全に2013年より取り組んでおり、現在では、行政や昆虫館など多くの主体が保全に取り組むようになりました。当協会では、このチョウの調査や保全活動などを引き続き行っており、昆虫館で行われている飼育繁殖活動への協力も行っています。今回は、足立区生物園で行われたツシマウラボシシジミの生息域外飼育の第1ラウンドについて、お手伝いした内容...

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4月中旬 保全地整備活動の報告(鹿よけネット設置と草刈り) 

4月中旬に、当協会が絶滅危惧種を保全している、山梨県内の地区で活動してきました。まずは、冬の間、下ろしておいた、鹿の侵入を防御するネットの設置柵は数か所に設置してありますネットを縛っておいた紐をほどいて支柱に結び直します。この作業の間に、別行動の班が、チョウが卵を産み付けるための植物採集に行きました。許可を得ている場所で、なるべく根を傷めないよう、慎重に掘り、鉢に入れてきました。この場所で、土の補...

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Author:JBCS
日本チョウ類保全協会の公式BLOGです。環境の影響を受けやすいチョウの観察・保全を通じて、自然の大切さを発信しています。

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