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記事一覧

ウラナミシジミ

道端の草地や畦道を、小さな青いシジミチョウがチラチラと飛んでいます。ほとんどはカタバミを食べるヤマトシジミで、ハギの花に集まっているのはルリシジミです。そして、畑のマメのまわりを飛ぶ一回り大きなシジミチョウに、ウラナミシジミという種類があります。毎年、房総半島や四国・九州などの海沿いで冬を越し、春になると北上を始めます。東北地方にも毎年現れ、ダイズやインゲンの花や実を食べながら世代を繰り返しますが...

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ウラギンシジミ

道端のクズのまわりにウラギンシジミの姿が増える季節になりました。銀色にチカチカとまばたく翅の内側には、オスは真赤、メスは銀白色の模様があります。幼虫はマメ科の植物の花を食べますが、お盆過ぎに盛りを迎えるクズの花を好み、秋に羽化したものは成虫で越冬します。写真は山形県遊佐町、秋田県境まであと数キロの場所。近年北上を続けていますが、今のところ、ここが北限の生息地です。...

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オオウラギンヒョウモン

ロシアの後背湿地の脇では、キジムシロからチャマダラセセリの幼虫が見つかりました。ここにはオオウラギンヒョウモンの姿もありました。ヨモギの草薮が薄くなった場所には、食草であるスミレの株もたくさん目にとまりました。日本ではすっかり減ってしまったチョウですが、牛や馬が豊富なロシアでは、本来低密度ながらもまだ残っています。...

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後背湿地

9月はしばらくロシア極東での調査に出ていました。日本では北海道でもなければ見ることの出来ない、後背湿地が豊富に残っています。海岸や湖の湖岸から砂が打ち寄せられ、川の河口などで、砂浜の内側に湿地ができるものを、後背湿地と呼びますが、日本では真っ先に水田化された場所が多かったものと想定されます。ここには多くのトンボ類がおり、オオウラギンヒョウモンも見かけ、水田以前の日本の姿をいろいろ想像してきました。...

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異常気象による影響

 先日、長崎県のタイワンツバメシジミの保全の現場を訪れた。平戸島に生息するタイワンツバメシジミは、自然公園法の指定動物に指定されており、地域の人々が環境省からの依頼で、生息状況の調査や保全活動を行っている。 タイワンツバメシジミは、年1回9月頃にのみ成虫が現れるが、年1化のチョウでこの時期に出現するチョウは非常に珍しい。幼虫がシバハギという植物の実を食べるため、シバハギの開花期に合わせて出現するため...

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残暑

連日35℃近い残暑が続きます。川の中州に、キアゲハがいくつも集まって水を吸っていました。ミネラルを吸収したり、体温を下げるために吸うのではないかと考えられています。確かに、吸っては腹の先端から流し続けていました。...

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イチモンジセセリ

ニラの花が畑の隅に目にとまるようになりました。この白い花に、イチモンジセセリをはじめ、様々なチョウが集まってきます。この場所では多数のイチモンジセセリの他に、モンシロチョウ、ベニシジミ、キタテハが訪れていました。(山形県鶴岡市、2010年9月4日 永幡嘉之撮影)...

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生物多様性保全およびチョウ類に関するイベント案内です。

1.第1回 Bセンス・関西フォーラム 9月5日 今年は国際生物多様性年。その中で、「生物多様性(Biodiversity、頭文字は「B」)を意識して行動を選択していく感性」を、「Bセンス」と名づけました。日々のくらしの中にある自然の恵みを意識し、自然の摂理を壊さず、多様性を保つ手助けにつながるBセンス・ライフを楽しみながら作り、「Bセンス」が広がっていく社会を実現したい。── はたして、 そんな思いや取り組みが関西圏で...

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Author:JBCS
日本チョウ類保全協会の公式BLOGです。環境の影響を受けやすいチョウの観察・保全を通じて、自然の大切さを発信しています。

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