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記事一覧

ジャコウアゲハの幼虫

川原の堤防のウマノスズクサという蔓草に、この時期になると派手な幼虫がついています。ウマノスズクサには毒成分が含まれるため、目立つことで鳥に攻撃されない色彩(警戒色)をしていると考えられています。成虫のご紹介はいずれ機会をみて。2006年9月、山形県大石田町で永幡嘉之撮影...

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カワラバッタ

チョウのなかにも多くの絶滅危惧種がありますが、他の昆虫でも激減しているものは多数あります。このカワラバッタは、川が定期的に洪水を起こす礫地に生息していますが、砂防堰堤などで川原が安定した多くの場所からは姿を消しました。飛ぶと後翅の美しい青が目立ちます。(山形県鮭川村で2008年9月5日、永幡嘉之撮影)...

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オオカマキリ

オトコエシの花に潜み、やってくるチョウを待ち続けています。オミナエシに似て真っ白なこの花には、イチモンジセセリがよく集まっていました。(阿武隈山地、8月21日 永幡嘉之撮影)...

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モンキチョウ

路傍にモンキチョウをたくさん見かける季節になりました。春から秋遅くまでいますが、晩夏の高原では特に数を多く見ます。(岩手県岩泉町 8月20日、永幡嘉之撮影)...

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アサギマダラ

クジャクチョウとともに、アサギマダラの姿も高原で見られます。近年、移動調査によって、春には北へ、そして秋には南へと旅をすることが分かってきました。(8月18日 、山形県蔵王山で永幡嘉之撮影)...

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山梨県のゴマシジミの保全活動へのご協力お願い

山梨県茅ヶ岳周辺には、かつてはゴマシジミが広く分布していましたが、近年急速に個体数を減らし、現在でも生息が確認されている場所はごく限られている状況です。 そこで、この地域のゴマシジミの生息地である山梨県北杜市の2ヵ所(旧明野村で1ヶ所、旧須玉町で1ヶ所)で、2009年よりゴマシジミの生息環境の保全活動が、地元、 北杜市オオムラサキセンター、日本チョウ類保全協会により行われています。 この保全活動では、ゴマ...

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クジャクチョウ

高原にクジャクチョウの姿が増えてきました。晩夏の高原でマツムシソウなどに集まる姿が印象的です。成虫で厳しい冬を越すため、今のうちに栄養分を蓄えているのでしょう。(8月18日、山形県蔵王山で永幡嘉之撮影)...

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ヒョウモンモドキの現地調査と保全

 8月上旬に広島県世羅・賀茂台地でヒョウモンモドキというチョウの生息状況調査を行いました。このチョウは、現在、日本でもっとも絶滅に近い状況になってしまっています。昨年度から今年にかけての天候不順の影響で、数の少なくなった生息地や個体数が大打撃を受けてしまったためです。今年の状況は昨年よりさらに悪化しており、このままだと数年で絶滅してしまう状況です。 こうした状況に対応するため、今年から、人工繁殖に...

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オオチャバネセセリ

稲穂が伸びる時期となりました。イネの葉を食べることもあるイチモンジセセリとともに、少し翅の丸いオオチャバネセセリの姿もよく畦道で見られます。こちらは近くの山裾で、ササの葉を食べて育ちます。(2009年8月 山形県村山市で永幡嘉之撮影)...

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アオスジアゲハ

暑い中でも平気で飛び回り、半透明の水色の帯が爽やかです。幼虫は公園などに植えられたクスノキやタブノキによく発生するため、街中でもよく姿が見られます。この季節、ヤブガラシの花に集まっている場面や、水たまりで水を吸っている姿をよく見かけます。(2010年7月18日 山形県酒田市で永幡嘉之撮影)...

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Author:JBCS
日本チョウ類保全協会の公式BLOGです。環境の影響を受けやすいチョウの観察・保全を通じて、自然の大切さを発信しています。

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